王手と詰みとは?将棋の勝敗解説

王手とは

この図では、次の相手の手番で玉を動かさなければ自分の手番になった時に金将で玉将を取ることができます。
このように自分の駒の動ける先に相手の王様がいることを「王手」と言います。

りゅうや

分かりやすく言うと「次の相手の手番で何もしなければ、次の自分の手番で王様を取るね」という手が王手です。

王手をされたらどうするの?

りゅうや

王手をされた場合、王手を防がないと負けになってしまいます。

王手を防ぐ手段には

  • 逃げる
  • 取る

の2つがあります。

先ほどの図の場合だと玉将は逃げれないので、玉将で金将を取る手が王手を防ぐ手になりますね。

王手と言う必要はない

王手を掛ける時「王手」と言う必要は無く、相手が王手に気付かずにスルーしてしまった場合、王様を取ることができるのでスルーした人の負けになります。

りゅうや

僕も将棋を始めたての頃は、王手されたのに気付かず負けた事が何度もありました…(笑)

詰みとは

この図では、先ほどと同じく金将で王手を掛けています。
王手を防ぐために玉将で金将を取りたい所ですが、取ってしまうと、もう1枚の金将に取り返されてしまいます。

何をしても王手を防げない事を「詰み」と言い、詰み=負けとなります。