【図解付き】将棋のルールを6ステップで徹底解説

りゅうや

この記事は「将棋を始めたいけど右も左も分からない!」という初心者の方に向けて、将棋のルールを6ステップで徹底解説しています!

将棋のルール

りゅうや

将棋は2人で遊ぶボードゲームです。

戦争を表したゲームと言われており、相手の王様を捕まえた方が勝ちとなります。

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分~1時間
  • ゲームの目的:相手の王様を捕まえる

遊び方と対局の流れ

ステップ1:将棋盤に駒を並べよう

りゅうや

将棋を始めるには、将棋盤と駒が必要です。

将棋盤

将棋盤には縦9マス、横9マスの合計81マスあり、1マスに1つ駒を置きます。

MEMO
特定の1マスを表す場合、横の並びは右から数えて数字で、縦の列は上から数えて漢数字で表記されるので覚えておきましょう。

(例:画像の赤いマスは「3五」、青いマスは「7七」)

駒には9種類あり、合計40枚が使われます。

将棋をするには画像のように、駒を初期配置に並べましょう。

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王将と玉将は同じ名前ではありませんが、ゲーム上は同じ駒として扱われるので区別しなくてOKです。

一般的には目上の方が王将を使いますね。

将棋の初期配置と駒の正しい並べ方|大橋流と伊藤流

ステップ2:将棋を指す順番を振り駒で決めよう

駒を初期配置に並べ終わったら、どちらが先に指すか順番を決める必要があります。

なぜなら将棋はターン制のゲームで、自分と相手で交互に指していくからです。

振り駒のやり方

振り駒をするにはまず、将棋盤に駒の初期配置を並べてから行います。

駒を振る人を決め、自分の歩を5枚取りましょう。

その後、取った駒を手の中でよく混ぜ、将棋盤の上へ転がします。

りゅうや

サイコロを振る動作と全く同じですね。
MEMO
一般的に、目上のプレイヤーが駒を振ります。

表の駒、裏の駒が何枚あるか

盤上に転がった駒の表の数と裏の数を比べて、先手と後手が決まります。

  • 表(歩)の駒の数が多ければ、振り駒を行った人が先手。
  • 裏(と)の駒の数が多ければ、振り駒を行わなかった人が先手。

振った駒が立ったり重なったりした場合は、その駒を除いて数えます。

自分の手番でできること

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順番が決まったら、いよいよ手を指すことができます!

自分のターンでは、以下の4つの行動ができます。

  • 駒を指す
  • 駒を取る
  • 持ち駒を打つ
  • 駒を成る

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それぞれ1つずつ解説していきますね。

ステップ3:駒を指す

りゅうや

将棋盤上の、自分の好きな駒を1枚決め、他のマスへ動かしましょう。

駒の種類によって動ける範囲が変わってきます。

例えば歩なら、前へ1マス進めれますね。

将棋の駒の動き方

ステップ4:駒を取る

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敵の駒を取る方法を紹介します。

こちらの画像は、相手が2四に歩を打った局面です。

次に、味方の2五の歩を2四へ進めてみましょう。


このように、敵の駒があるマスへ味方の駒が動くと、その駒を取ることができます。

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取った駒は、右手前にある駒台へ置き、持ち駒となります。

ステップ5:持ち駒を打つ

りゅうや

取った持ち駒の打ち方について紹介します。

持ち駒は、盤上に駒が置かれていないマスになら、表向きの状態でどこにでも打てます。

画像で言うと、赤いマス全てに打てますね。

ですが、一部例外の打てないルールも存在するので気を付けましょう。

持ち駒を打てない局面まとめ

ステップ6:駒を成る

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駒は、ある条件を達成すると強くなることができます。

この事を成ると言います。

駒を成るには、以下の3つの条件の内どれか1つを満たしていたら、成ることが可能になります。

①「敵陣に侵入する」
②「敵陣内から敵陣内に移動する」
③「敵陣から出る」

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それぞれ解説していきます。

①「敵陣に侵入する」

駒が敵陣の外から敵陣内に侵入することで、その駒は成ることができます。

画像の場合だと、2八にいる飛車が2二に動いことによって、敵陣に侵入したので成っていますね。

②「敵陣内から敵陣内に移動する」

駒が敵陣内からそのまま敵陣内を移動しても、その駒は成ることができます。

画像の場合だと、8三にいる飛車が5三に動いたことによって、敵陣内から敵陣内に移動したので成っていますね。

③「敵陣から出る」

駒が敵陣から出た場合も、その駒は成ることができます。

画像の場合だと、4一にいる飛車が4六に動いたことによって、敵陣から出たので成っていますね。

成駒を取る場合

成駒を取る場合、表向きで駒台に置きます。

つまり、成駒を打つ時は表向きの駒になるので注意しましょう。

まとめ

りゅうや

この記事では、以下の6ステップで将棋のルールをまとめてみました!

(もう1度見直したい方は項目をクリック)

これから将棋を始めようと思っている方の参考になれば幸いです^^