千日手を解説|連続王手の千日手は反則負け

千日手とは

まったく同じ局面が繰り返されることを「千日手(せんにちて)」と言います。
そして、同じ局面が繰り返されて4回目になった時点で千日手が成立します。

りゅうや

千日手が成立すると引き分けとなることが大半ですが、

局面次第では勝敗が決まることがあります。

千日手が成立し、引き分けになる局面と勝敗が決まる局面のパターンを図で紹介します。

【引き分け】同じ局面を4回繰り返し千日手


【引き分けパターンの千日手

上記局面だと、お互い同じパターンの手を繰り返して一向に勝負が進まないですよね…

【勝敗が決まる】連続王手の千日手は反則負け


【連続王手の千日手は反則負け

こちらの局面は、先ほどの局面の金将が王将に変わっています。

この場合、片方のプレーヤーが連続王手で千日手をしているので、この局面が繰り返されて4回目になった時点で”王手を掛けている側プレイヤーが反則負け“となります。

りゅうや

千日手になる連続王手で負けてしまうのは非常に勿体ないし、悔しいです。
局面が繰り返している時は、王手を掛けている側が違う手を指す必要がありますね。